飯塚を偲ぶ会

2018年1月27日土曜日

日記

飯塚を偲ぶ会をやった。
全員、18~20歳頃にバンド組んだり遊んだりしてた奴らだったが、見事にみんな老けた。
MEDIAで歌ってたキヨシなんて、久々に会った俺があまりにも太りすぎてて俺だと気づかなかったからな(笑)



太ったり禿げたりやつれたり、俺も含め年とったなーって思ったけど、いざみんなが集まってみれば何十年も会っていなかったなんて全く感じないくらい盛り上がったし、懐かしい話もたくさんできて本当に楽しい時間だった。

急な仕事で来ることができなかった奴も何人かいたけど、気持ちはみんなここに来てたんじゃないかなと思うし、飯塚だってわかっているだろう。
何より、飯塚の弟が喜んでくれたのが一番だったかな。飯塚とバンドやってた頃の飯塚(弟)はまぁまぁ生意気で調子に乗ったクソガキだったのに、すっかり大人になって良い人感出しててビックリしたわ(笑)

通夜でも弟が言ってたけど、18~20歳くらいでバンドやってた頃は飯塚もそうだし、その周りの俺を含むみんなもたしかに輝いていた。

毎日朝から晩まで音楽の事だけ考えて、プロデビューしたいって真剣に思って、そのための行動を何よりも優先していた、バンド中心の生活。
ロン毛であるがために、人から笑われたり、馬鹿にされたり、仕事もなかなか見つからない中で、苦労を苦労と思わずみんなが音楽に夢中になっていたあの時期に一緒にいた奴らだから、お互いの気持ちも理解し合ってたし本当の仲間だと心から思ってた。
久しぶりにそんな仲間に会って、俺も他の仲間達も嬉しかったはずだし、天国の飯塚とこの会をやりたいと思った飯塚の弟も嬉しかったんだと思う。

今回のためにわざわざホテルに泊まる奴も数名いて、それだけみんなで飯塚の事を思って話がしたかったんだなって。
実際に、飯塚のおかげでみんなが集まれたって喜んでいたし、あいつも天国から一緒に笑って酒飲んでたと思う。

会が終わって帰ろうとした時に飯塚の弟に呼び止められ、ライターをもらった。
そのライターは飯塚が使っていたもので、形見を俺に持っていてほしいと言われた。
本当に俺でいいのかわからなかったけど、みんなを代表して受け取ることにした。



今回の事で改めて仲間たちとの出会いに感謝したし、もっとこの関係を大切にしなければいけないなと思った。
後日、みんなにメールしたけど「また集まろう」ってみんな書いてたな。
急な事で墓石がまだ出来上がっていないらしいが、納骨されたらまたみんなで墓参りに行きたいと思う。